マレーシアGP 予選

マレーシアGP 予選

週末にかけてあまり天気が良くないらしいマレーシア、雨こそ降らなかったものの気温29℃、路面温度30℃台後半とセパンにしては低め。気温低い方がエンジンやタイヤへの負担減るし、前回ほとんど分からなかった力関係を見るにはちょうどいいかな?


と言うワケでフロントローにはやっぱり速かったフェラーリマクラーレンとのタイム差も結構大きく、(壊れなければ) フェラーリ最速は間違いなさそう。Q2とQ3のタイム差見るにライコネンの方がかなり積んでるのかな、と思いきやマッサはQ2で、ライコネンはQ3でそれぞれミスしてるらしいのでよく分かりません。
Q2ではその後ろにマクラーレン2台、BMW2台が綺麗に並び、やっぱり今年もフェラーリマクラーレンBMW>それ以外、の構図は変わらずか。
マクラーレンコバライネンがハミルトンの前に出たのが個人的な期待要素。Q2ではハミルトンのが速かったんでコバライネンが軽いだけっぽいけど、何にしてもちゃんとハミルトンと同等のパフォーマンスはあるみたいだし、是非ハミルトンを脅かして・・・ってこないだも書いたなコレ。


変わらない、と言えばRBRが「速くて壊れる」のも相変わらずなようで、金曜フリーのクラッシュではスチュワードにマシン強度が足りないんじゃないかと疑われる始末。YouTubeに上がってる (すぐ消されるだろうけど) 映像見てみたら確かにかなり酷い壊れ方。ちょっと段差が大きいせいもあるんだろうけど、それにしてもこんな簡単に足折れちゃうってなぁ。それより何よりホイールティザー切れて右フロントタイヤ飛んでっちゃってるのはマズくないか。
前回のマッサとのアクシデントでも妙に壊れてたし、やっぱり攻めすぎたマシンなんですか。「遅くて壊れない」より「速くて壊れる」マシンの方がいいとは言うけど、去年も結局最後まで信頼性の問題は解消できなかったし・・・


中団グループが大混戦なのも去年と同じだけど、今年はトヨタとホンダがかなり良くなったっぽいような。特にトヨタは予選男のトゥルーリだけじゃなくグロックもしっかりQ3進出してるし、しかもマクラーレン勢のペナルティでトゥルーリは (何事もなければ) 3番手スタートですか。去年の課題だったスタートとロングランのペースがどうなってるかだなぁ。
前回かなり苦しい戦いに見えたルノーアロンソがQ3進出、ピケJr.も13番手で、あれ?そんなに悪くない?フライアウェイの連戦だから大きな変更もしてないだろうし、単にオーストラリアには合わないマシンだったって事?
逆に苦しいのがウィリアムズ。前回ニコがQ3進出、決勝でもマクラーレン以外では唯一のダブル入賞だし中団勢ではかなり上の方にいるのかと思ったんだけど、何と今回はニコが16番手、一貴19番手。一貴は前戦のペナルティで10グリッド降格が決まってるからまぁいいとして、ニコまで奮わなかったのはどうやら「マシンがセパンの新舗装にあってない」との事。マシンの特性なのか、セッティング能力の問題か・・・去年のGTの状況とも違うし、他のチームには出てないのも気になる所だけど、何にせよ決勝もあんまり期待出来なさそう。
インドはフィジコが何と再び17番手。Q1で16番手のバリチェロからわずか0.04秒差だったし、「遅いマシンで速い」という微妙なスキルは健在ですか。逆にスーティルは琢磨に食われてちょっと苦しい展開。SAF1はRA107ベースにRA108のリアエンドを移植した、というかなりアレなマシン、しかもロクにテストもしてないだけに厳しいかと思ってたんだけど、意外に悪くないのかなSA08。


前回と比べるとマトモな予選だったけど、一貴やボーデみたいなルーキーだけじゃなくマッサやライコネンもアタックでミスしたみたいだし、予選タイムだけで力関係を推し量るのはまだちょっと無理そう。やっぱドライバーエイド禁止で予選アタックの1ラップをうまくまとめきるのは難しくなったのか。
決勝は素直に行けばフェラーリが逃げて1-2フィニッシュ、だろうけど、信頼性の不安や雨の可能性もあるのでどうなる事やら。前回荒れに荒れたんで、今日はちゃんとしたレースが見たいなぁ。


・ホントに地上波は一貴大プッシュですね
・琢磨がすっかり忘れられてるみたいでちょっぴり淋しい
・一貴とクビカの接触はSCラン中だったのか
・そりゃいかんね
・そう言えば■先生が文句付けてたRB4のミラーがコクピットに近い位置になってた
・仕事速いなぁ
・最終コーナーがみんな意外と修正多かった