SBM春モデル10機種発表
今回の目玉は世界初(笑)20色のカラバリを揃えた812SHと、ワンセグにHSDPAにとてんこ盛りの911T。だけ。
あとはやっと出てきたE61、ビジネス向け端末に子供向け端末、韓国産、去年の端末の焼き直し、果てはメーカー自ら「デコ電」やっちゃいましたのスワロフスキー何とかに、福岡人向けのホークスケータイ、と。ボーダフォンならマクラーレンモデルだったのに・・・
あ、あとボーダフォン時代の料金プランやLOVE定額とかの割引が廃止になるってさ (既存ユーザーは継続利用可)。
- SBM - 2007年 春商戦向け新機種について (pdf)
- SBM - ファッション性を追求、ソフトバンクモバイルとPANTONE社、共同で携帯電話機カラーを開発 (pdf)
- SBM - 【お知らせ】一部料金プランおよび割引サービスの受付終了について (pdf)
- ケータイWatch - ソフトバンク、20色ケータイなど春モデルを発表
- ケータイWatch - 20色展開のPANTONEケータイなど「ソフトバンク2007年春商戦向けモデル」
- ITmedia Mobile - ワンセグ、世界最薄、HSDPA、20色展開など14機種58色──ソフトバンクの春モデル
- ITpro - ソフトバンクの携帯電話春モデル、20色展開で女性層狙い撃ち
- ケータイWatch - ソフトバンク、一部の料金プラン・割引サービスを受付終了
- ITmedia Mobile - ソフトバンク、旧料金プランや一部割引サービスの受け付け終了へ
911T
今回V9系はこの911Tのみ。
ワンセグで先行したSHに追いつくべく気合いの入ったてんこ盛りモデル。ワンセグにフルブラウザ、AF・手ぶれ補正付きの324万画素、内蔵メモリは1GB、GPSに赤外線、bluetoothは当然として、下り3.6Mbps (最大) のHDSPAまで対応。おサイフケータイやHSDPAの最新サービスも装備、何と液晶はワイドVGA (480x800)、そしてとどめはみんな大好きくーまん様、と。
東芝としては珍しいスライド型。スライドでも厚さ17.9mmとかなり (911SHは22mm) 頑張ってます。デザインもプラスチッキーで安っぽいのが多い東芝V9系にしては、シンプルに直線基調なスタイルが質感高く見えて好感。あとソフトバンクロゴが裏側にしかないのも好感(ぇ
気になるのはワンセグの連続視聴時間が3h15n (911SHは5h) と最新端末に比べて短めだったり、予約録画が出来ないとか、ワンセグ周りの使い勝手が弱そうな。
812SH
2.4インチQVGA、200万画素CMOS、フルブラウザにおサイフケータイなど基本押さえた量販機種。唯一のウリはカラバリ20色揃えましたよとそれだけ。ちょっと前の東芝端末みたいなキーパッドは「押しやすさに配慮した」という「アークリッジキー」。大仰な名前の割には凹んでたり波打ってたりするだけですが、コレばっかりは実際に触ってみないと何とも。
サイズは49x97x17.6mmと先代の810SH (50x100x21mm) よりコンパクトに。デザインは豊富なカラバリを生かすべく(?)かなりシンプルながら、有機ELのサブディスプレイがいいアクセント。
V8系として可もなく不可もなくのスペックですが、シャープ端末にはいい思い出がないのでノーコメント。
813T
こちらも2.4インチQVGA、324万画素CMOS、フルブラウザなど基本通り。シャープとの大きな違いはGPSとくーまん様。
メッキ風な表面処理にiPod miniみたいなパステル調のカラー、点灯時以外は存在を隠すサブディスプレイと雰囲気は悪くないんだけど、4つも開いたスピーカーの穴で一気に残念な感じに。
なんでこんな無粋なスピーカーが付いてるかって、中身は秋モデルの810T、811Tと同じだからだとか。もちろんミュージックコンソールこそないものの音楽再生機能も装備。サイズも810Tと同等の49x97x20mmと。ターゲット層ごとにキャラクター変えて売るのはいいにしても、それならそれでもうちょっとデザインに個性が欲しいところ。
706P
こっちも秋モデルのフェイスリフト。半年でオールニューの新機種出すのは無理にしても、ただのカラーバリエーションみたいなモデルを新機種扱いはちょっと・・・クリアパネルの採用で1.4mm厚の16.2mmに。あとはボタンのクリック感がちょっと変わったとか何とか。
機種変更価格が705P同等か、新機種扱いで高くなるのかが評価を分ける大きなポイント。
706N
同じくフェイスリフト。表面にハーフミラーのクリアパネルなのも、キーパッド周りにちょっと改良施したのも全く同じ。もちろん厚さはパネルの分+2mmの18mmに。
805SC
海外メーカーながらワンセグ搭載、ただし詳しいスペックは未定。写真見た感じ705SCとそっくりなので、液晶は2.1インチQVGA?カメラも200万画素 (多分CMOS) だし、V7系にワンセグ載っけましたレベルか。逆に値段安ければ悪くないかも。
708SC
W-CDMAでは最薄の8.4mm。ちなんでGSMも含めると今の世界最薄は5.9mmとか。ここまで薄いと逆に使い辛いんじゃなかろか。
サイズは50.4x112.5x8.4mmで、厚さ以外は705NK (49x110x19.2mm) とほぼ同じ。デザインやカラバリは海外端末らしい雰囲気。
813SH
812SHのカメラなし版。それ以外のスペックは812と全く同等、カラバリは白黒2色のみ。
更にデータ流出を阻止すべく赤外線や外部メモリ、メールでのファイル添付機能とBluetoothでのデータ通信まで削り (ヘッドセットでの通話は可能)、新サービスの「安心遠隔ロック」に加え、遠隔操作で端末内のデータ消去までできちゃう法人専用の「813SH for Biz」も。
812T
子供向け。基本はこっちも810・811Tで、違いは防犯ブザーと専用の画面デザイン。ブザーはただくっついてるだけじゃなく、連動して保護者に電話やメールの発信も。もちろんGPS装備で、新サービスの「イチなび」にも対応、と。