モナコGP 決勝

モナコGP 決勝

モコナ=モドキも(もういい


予選が (いらん方向に) 大変な事になっちゃったもんだから、久々に決勝が楽しみだったモナコ。でもよく考えたらPPアロンソなのだよね。「PPは勝てない」ジンクスが降臨しないかなーとか、この際だから最後尾スタートの兄ちゃんがアロンソに特攻仕掛けるようなそんな修羅場も見てみたいかなーとか、て言うかやっちまえ。俺が許す。


そんな期待を胸にLT見てみればバリチェロが邪魔で面白くない感じだったので萎え萎えだったのですが、レースも中盤過ぎた所で突然SCですよと。しかも原因は3位走行中のウェーバー。いい位置だったのになぁとがっくり膝をついたらば、その直後に琢磨もリタイア (してた事に地上波見てやっと気付いた)。そして何とそのSC中に2位のライコネンまで落ちちゃって、アロンソを追うのはモントーヤのみ。SC明けたら明けたでクリエン落ちてミハエル兄さん6番手だし、何だお前らその妙な力は。


と一人恐怖に打ち震えていたら、いつの間にかバリチェロクルサードの後ろに落ちてて (ピットスルーペナルティだった) またビックリしたのですが、んでまぁアロンソモントーヤトゥルーリクルサード、という順で続いて「4位なら上出来かな」と思ってたら突然トゥルーリがストップですよ。で言わんでもいい所あえて言っておくがクルサード3位!この違和感、もしくは背徳感と言ってしまってもいいかもしれない感情に思わず笑みが溢れましたよ俺は。いやトゥルーリにも頑張って欲しかったけどな。その後も兄貴がここに来て突然ファステストで回ってみたり、兄貴に追われるバリチェロが昔の癖で譲ったりするんじゃないかとドキドキしたりしましたが、結局このままチェッカー。


1位アロンソ、スペインに続き去年の借りを確実に返しやがってまぁ恐ろしい子っ。2位モントーヤ、この人も最近年の割に落ち着いたレース運びで将来が不安です。そして3位に我らがペヤング、我らがクルサード。見所はピットアウトでミハエルの前に入ってた所くらいだったけど、「気が付けばクルサード」再びでレッドブルに嬉しい初表彰台。4位バリチェロ、終盤のミスはもったいないけど最近チームメイトを確実に上回る走りで良いですね。チームメイトが落ち目なだけかもしれませんが。そして我らが「仁義なき兄貴」こと黒ミハエル様 (もう何が何やら) は怒濤の追い上げで5位。もしフロントローから出てたらと思わなくもないですが言わないであげましょう。6位フィジコは (珍しく) 果敢なオーバーテイク見せて結構頑張ってた。うん。今回全然映ってなかったけどニックとラルフはいつの間にか入賞。9位マッサ、下位チームとバトンは抜けたけど、という位置。リウッツィ10位、バトンはSTRの後塵を拝す有様で11位。て言うかリウッツィ今年頑張ってんね。12位アルバース、13位スピード、ジャックは黄旗追い越しのペナルティもあって14位。以下モンテイロモンタニーまで16台完走、終盤リタイアのトゥルーリも一応完走扱いの17位と。


ウェーバーは中盤アロンソライコネンにきっちりついてくペースあったのに、周回遅れのフィジコに阻まれた挙げ句にメカニカルトラブルでリタイア。そりゃステアリング投げたくもなるわ。クリエンも5位で頑張ってたけどリタイア。地上波では全然触れられなかったけど頑張った。
あとはモンテイロがハコ車かと思う勢いでモンタニー押してみたり、何故か竹下さんトゥルーリモンタニー間違えてみたり、提供クレジットのバックで流れた映像でモンテカルロにもフツーに駅あるんだーなんてどうでもいい事に感心したりしてました。南北線の白金台みたいなもんかしら(違う


今日の地上波:波乱の中、山田優に必死にバトンネタ振り続ける竹下さんと、その優ちゃん以上に役に立ってない近藤監督が「いつも通り」のフジ地上波でちょっと和んだ。「怒ってる怒ってる、あ、燃えてる燃えてる」ってあんたアホの子ですか。
あ、そうそう琢磨とミハエルを戦わせようとするその発想に驚愕したのですが、そこまで琢磨の立場悪くしたいのだろうか。実はアレか、琢磨嫌いなんじゃないかフジ。