サンマリノGP 決勝

サンマリノGP 決勝

ミハエルか、アロンソか、という期待通りの展開、そして久しぶりのフェラーリ勝利。これで今シーズン少しは面白くなるのかな?


バリチェロはスタートでマッサに並ばれタンブレロでアロンソに交わされ5番手。後方ではヴィルヌーヴで井出とアルバース接触アルバースのインに井出が突っ込み、アルバースが吹っ飛んでキャット空中三回転。早速SC。再スタートでは上位陣に順位変動なし、バリチェロが遅れ気味。
ミハエルがファステスト連発で逃げ、バトンは順調に離され、マッサはアロンソを抑える。15周目、最初に動いたのはやっぱり軽かったホンダ、バリチェロが最初のピット、ミスで15.5秒。次の周でバトンが入ってこちらもタイヤ交換のミスで3秒ほど余計にかかって9.4秒。いやぁもう流石としか言えない空気の読みっぷり。
19周でマッサが先にピットイン。20周でミハエル。前がいなくなったアロンソがペースを上げて猛追。31周目、バトン2回目のピットインで今度は給油にトラブル。ノズルが千切れ、ピットクルーが倒れ、ボードが宙を舞う!ロリポップに頭叩かれるバトンにちょっと萌え。
レース半分過ぎた辺りでついにアロンソが後ろに見える位置。追うアロンソ、逃げるミハエル、35周目でアロンソがついに後ろにつける。41周目、アロンソが先に動いて最後のピット。ミハエルも次の42周でピットイン、ペースの差を考えればアロンソが抜くか、と思いきや見事なピットワークでミハエルが前。残り4周、ヴィルヌーヴアロンソがアウトにはらむミス。2秒ほどの差が付いて万事休す。


フェラーリの (マトモな) 勝利はなんと'04年鈴鹿以来だとか。はー。3位モントーヤはようやく表彰台、4位マッサはちゃんとNo.2の仕事。5位ライコネンマクラーレンいつの間にか上がってきたな、と思ったらホンダとトヨタが落ちただけかい。ウェーバー6位、まだまだ若いモンには負けられない。7位バトン、フィジケラは後半バトンを追い回すも、やっぱり抜けないイモラでギリギリ入賞。トヨタはまだ苦しいラルフ9位、トゥルーリはリタイア。バリチェロもいつの間にやらいつも通りの10位。ニコ、ジャック、ニックが続いて、14位15位にSTR、16位モンテイロまで完走。レッドブルは2台ともリタイア。地上波では一言も触れませんでしたが2台ともリタイア。


井出がインから突っ込んで接触、ってのはありがちなアクシデントで「井出ヘタクソ」っつっときゃ済むハナシだったハズなんだけど、ちょっと派手に当たっちゃったかな。そもそも戦えるレベルに無いんだから無理する必要もないと思うんだけど・・・結果を求められての焦り、ってヤツですか?