ホンダ SPORTS 4 CONCEPT

ホンダ SPORTS 4 CONCEPT

ホンダは市販予定車はないものの、「SPORTS 4 CONCEPT」、「W.O.W CONCEPT」、「FCX CONCEPT」とワールドプレミアのコンセプトカーを3台、他に先日モデルチェンジした新型シビックやF1マシンなど計25台を出展。
その中で最も市販に近いのが、次期型アコードのプレビューとも言われる「SPORTS 4 CONCEPT」。確かに現行アコードの発展形みたいな顔付きの2リッター級セダンは、4,580x1,850x1,360mmとアコード (4.665x1.760x1.450) よりもショートでワイドでナロー、なスポーツセダン。カッターで削ぎ落としたような、というか一昔前のポリゴンみたいなリアの造形は、お尻が重たく見えるのが残念。
走りには現行レジェンドに搭載された「SH-AWD*1」を採用、4輪の駆動力を自在にコントロールして高い安定性と旋回性を持つ、「駆動力を旋回力に変える」システム。詳しい話はホンダのサイトに譲るとして、アコードクラスのセダンにも搭載してる、というのが一番の注目ポイント。
室内は4座独立バケットの4人乗り、というコンセプトカーらしい演出。センターに太い線を通してそこからインパネが立ち上がるというデザインはレジェンドでも使われた手法だけど、更に瞬間的感覚的操作が出来るようスイッチのデザインや配置を研究した「次世代スポーツコクピット」。流行りの大きいサンルーフは、それぞれの座席ごとに独立して開閉が可能なんだとか。
これがそのままアコードになるってワケじゃないけど、SH-AWDとかスポーティなインテリアデザインは次期型の方向性を示してるハズ。となれば次のアコードはかなりのスポーティセダン?

*1:Super Handling All-Wheel-Drive