欧GP 決勝

荒れに荒れたニュルブルクリンク。やはり荒れたレースではベテランの味が光る、のか大ベテランコンビのRBRが3位5位、う゛るつさん4位。そう言えば1コーナー突っ込んでったのもスーティルとかニコとかハミルトンとかアメリカ人とか若い子ばっかだったっけなぁ。あ、もしマッサとアロンソが落ちてたらウェーバー、う゛るつ、DCのポディウムだったのかぁ・・・
とかそんな楽しい妄想はさておき、あの1コーナーの死屍累々っぷりには大爆笑。さすがにりうっちのは怖かったですけど。BMWが同士討ちしたり、ライコネンがピット入り口でオーバーシュートしたり、ヴィンケルホックがまさかのラップリーダーになったり、ヴィンケルホックが再スタートから何周かで一気に16位まで落ちたり、20番手スタートのDCが一時トップに立ったり、トヨタラルフとBMWニックのドイツ勢が同士討ちしたり、フィジコのホイールカバー落ちたり、ウェーバーが最後の最後で突然失速したり、荒れたスペインやカナダを上回る荒れっぷり。


アロンソが最後の雨でマッサを攻め立てたのはやっぱりさすがチャンピオン、というか相変わらずイレギュラーに弱いマッサ、というか。接触アロンソ怒ってたみたいだけど、どっちかっつーとマッサはコントロールに苦しんで当たっちゃっただけのような?まぁ会見でも言ってたけどスペインの1周目とかあったしなぁ。会見と言えばウェーバーアロンソ、マッサの並びは右から順番に小さくなってってちょっと面白い絵でした。
ハミルトンは周回遅れ最後尾から9位まで怒濤の追い上げ。1コーナーのコースアウトからレースに戻れたのは良かったのかなと調べてみたら、エンジンかかってたら大丈夫なんですって。どっちにせよノーポイントだったからまぁいいんだけどさ。これでアロンソとハミルトンの差は12ポイントから一気に2ポイントに。
さてハミルトンがノーポイントとなればフェラーリが・・・と思いきやライコネンは今年もリタイア。こういう時に壊れるから駄目なんだっての。やっぱり兄ちゃんのせいか?何と5人に増殖した地元ドイツ勢はハイドフェルド以外リタイア。荒れたレースでポイント獲ってきた今年の琢磨はハイドロ系のトラブルでリタイア。


そしてやっぱり今回の主役はヴィンケルホック。完走は叶わなかったけど、一瞬とは言えラップリーダーになり、すぐに抜かれたとは言えトップで再スタートし、更にタイヤの違いがあったとはいえコース上でライコネンとかハミルトンをオーバーテイクするという一生思い出に残る経験をしたのでした。よかったね。


それにしても地上波のブツ切りフォローなしはちょっとなぁ。あれだけの雨でSC先導しながら「赤旗出た」って言ったかと思ったら、CM明けにはすっきり晴れててSC先導で走ってんだもん。一瞬赤旗中断しなかったのかと思ったもん。でも塩原アナの「当たったのは一体どこのどいつなんだ、ここはドイツ、ラルフ・シューマッハの母国なんだ!」に和んだからいいや。


・国際映像、雨の情報まで表示されるようになったんですね
・「リプレイ」表示とか最近親切ですね
・GP2は一貴4連続3位、平手初表彰台!
・ポイントランクはこれで一貴6位、平手14位
・おめでt