ヨーロッパGP 予選

ヨーロッパGP 予選

アロンソvsミハエルよりもジャックvsフィジコの方が印象に残った予選でした。


まずは第1ピリオド、いつもの様にLTぽーっと眺めてたらクリエンとジャックが脱落。誰かに引っ掛かったんかな?と思いきや何と赤旗「誤表示」のアクシデント。すぐに表示は解除されたものの、計時システム自体のトラブルだったのでその後のタイムが記録されず、まだタイム出してなかったジャックやモンタニーがそのまま脱落扱いに。
結局トラブル後のタイムを加えてジャックは無事復活したものの、クリエンは残念ながら最後のアタックでも届かず (琢磨のマシンに引っ掛かってたらしい) 17番手脱落。今日のフリーでは琢磨よりいいタイム出してたモンタニー (琢磨はブレーキ関係のトラブルあったらしいけど) も、残念ながら実力を見せる間もなく最下位で脱落。


さて、10分遅れで始まった第2ピリオドでは何と何と、フィジコが「また」脱落ですよ。1回目のユーズドでのタイムが抑えにならなかった上、2回目は前にジャックが居てクリアラップが取れなかったんだそうですが、それにしてもイモラに続いての第2ピリオド脱落。「二度としない」って言った翌週に早速コレだから、何というか、流石は不幸キャラのフィジコたん。
BMWのピットに怒鳴り込みに行く一部始終が国際映像で流れてましたが、一くさり文句言った後帰ってくる姿見てると、また今年も一勝だけなのかなぁなんて嫌な予感が頭をよぎるのでした。
で、まぁ地上波見てても何のコメントもなかったしジャックが避けようとするシーンも見らんなかったので、ジャックもアタック中だとばかり思ってたのですが、どうやらジャックはアウトラップだったらしい。んー。あと地上波の「10番手でガッツポーズ」は確かにコントロールライン通過した直後に拳突き上げりゃガッツポーズにも見えるんだけど、それにしても森脇さんもフォローとかしてあげて下さい。


最終ピリオドは大きな混乱なく、ルノーvsフェラーリのポール争いはアロンソに軍配。アロンソPPは今季初。フロントローで並ぶミハエルとのチャンピオン争い再び、でイモラに比べればフェラーリの優位性は低いだろうし、フェラーリの復調がどこまでホンモノなのか、あとは3番手マッサがどこまでアロンソに食らい付けるかですか。バリチェロは4番手とバトンを上回るも、レースペースは不安。5番手にライコネン、バトン、7番手トゥルーリもチームメイトが最大の敵、トヨタの地元でイイ所見せられるかどうか。今回トラブルばっかりのジャックはそれでも8番手に食い込み、9番手モントーヤ、10番手ウェーバーはエンジン交換で10グリッド降格、地元ラルフはパっとせず11番手、ニコは12番手の10グリッド降格なので最後尾スタート。13番手に悪夢再びのフィジコ、去年4位入賞のデビクル先生は14番手タイムながら、ウィリアムズ勢の降格で去年と同じ12番グリッドから。15番手に地元ニック、16番手リウッツィと17番手クリエンは最近定位置。以下アルバース、スピード、モンテイロSAF1と。