明けない夜が来る!

分かる人も分からない人もゴメンなさい。はてなキーワードリンクは、下らないネタの説明を自分でしなくてすむところが素晴らしいと思いました。
CD買う前に東芝EMI公式サイトのPV視聴で歌詞覚えるくらい聴いちゃってたんだけど、やっぱりすげーや槇原。微かなノイズに電子音が鳴るイントロにそっと入ってくるギター、まさに「夜が明けるような」終盤の盛り上がり、そして最後の最後に希望に満ちたフレーズを一つ。『太陽』『僕が一番〜』とかに近い構成だけど、最後のサビに向かってく辺りなんて思わず胸が熱くなる。詞と曲と声のすべてが高いところで重なり合ってる、なんて書いててちょっと恥ずかしくなるんだけど、でもホントにそう思えちゃう。今までよりまた一歩進んだ歌詞はどこか抽象的だし、『世界に〜』みたいな分かりやすいメロディでもないから、一般受けはしないかも?聴けば聴くほど味の出る曲です。
カップリングの『スポンジ』は打って変わってポップなナンバー。槇原の原点でもある「打ち込み系」。なんだけど、こういう歌詞にノリのいい音楽は、特に槇原の場合詞がハッキリ聴こえちゃってクドく感じる。「心の汚れ」をスポンジで洗い流そう、という喩えは槇原らしい。
CD-EXTRAの中身はスクリーンセーバー1つに壁紙2種類がサイズ違い (800x600と1024x768) の計4枚。どっちもCDジャケットのデザインがモチーフで、槇原の顔がアップで出てくるような恐ろしいモノじゃなくって一安心(失礼
スクリーンセーバーは音付き (ON/OFF可) で『明けない夜が〜』のイントロが流れ、歌詞が表示される。バックの絵もなぜか小刻みに振動してて、見てて何となく不安になるスクリーンセーバー。壁紙は白基調と黒基調の2タイプでどっちも中央に文字入り。文字のバランスの悪さのせいか、見てて何となく不安になる壁紙。
そうそう、18日から東芝EMIの公式サイトで、PVの高画質版とスペシャルインタビューが公開されてます。今回のPVはなかなか凝っててキレイ。そして何たって曲がフルに聴けちゃう。よっ、東芝EMI太っ腹っ。