東京モーターショー2007：スバルブース
スバルは「EXIGA CONCEPT」「G4e CONCEPT」、それにインプレッサ WRX STIがワールドプレミア。その他インプレッサ BEAMS EDITIONやステラ REVESTAなどの特別仕様車、そして新型インプレッサの「SUBARU WRC CONCEPT」。内容はともかくブースがトヨタと同じ建物になってたのが切なかったです。
EXIGA CONCEPT
α-EXIGAとかWX-01とか、スバルがモーターショーの度に毎回のように出してくる7人乗りミニバンのコンセプトカー。他にネタが思い付かないのか、それともそんなにミニバン作りたいのか・・・作りたいよなぁ。
サイズは4,780x1,775x1,630mmで、一番近いのはグランディス (4,780x1,795x1,655) 辺りかな？いわゆる3ナンバー乗用車型ミニバンよりほんのちょっとコンパクトな感じ。フォレスターとレガシィワゴンを掛け合わせたような、ちょっと背の高いステーションワゴン風のスタイルは、ミニバンらしさが薄くてなかなか魅力的なんじゃないでしょうか。全高低いのにミニバンっぽいデザインに走って妙なことになったオデッセイよりも自然だし。惜しむらくは自然過ぎるというかとっくに市販されててもおかしくない新鮮みの無さか。
今までのミニバンコンセプトに比べてかなり現実的なスタイルだし、社長も「近い将来に発売できるだろう」と言ってるので今度こそ、かな？売る売る詐欺にならないよう頑張って下さい。
G4e CONCEPT
電気自動車は三菱だけじゃないぞっとばかりに、R1eのスバルからはインプレッサ系のプラットフォームを使った普通車サイズのコンセプトカー。新開発のバッテリーや空力性能向上 (Cd値0.276) なんかで航続距離をi MiEV SPORTと同じく200kmに伸ばした、以外は特にどうと言うこともない感じ。
それにしてもデザインが微妙に古臭く見えるのは何でだろ。面が比較的フラットだからか、それとも緑色のボディカラーのせいかしら。初代シャレードみたいな。
インプレッサ WRX STI
いよいよ出ましたWRX。
エンジンは308ps、トランスミッションは男の6MTオンリー、グレードも男らしく標準と廉価版の2種類のみ。センターデフの差動を自動でも手動でも設定できるマルチモードDCCD*1、スタビリティコントロールも進化して3段階制御のマルチモードVDC*2に、レガシィでお馴染みのSIドライブ*3、などのハイテク技術はもちろんのこと、前後のオーバーハング削ったり、ホイールベースとトレッドを伸ばしたり、エンジンの搭載位置下げたり、基本的な所もしっかり詰めてきてます。
見た目には従来通り、な感じの「それなりに派手」レベル。個人的にはもっと大人しくして羊の皮を被るか、もっと派手にしてルノー5のターボ2くらい突き抜けて頂くか、して欲しい所なんですが。
それより何より気になるのはWRカー。いくら素材が良くても開発間違えるとどうしようもないし、何とかSWRTには頑張って頂きたいですね。
SUBARU WRC CONCEPT
というワケでWRC参戦マシンのプレビュー。最近流行りのハッチバックになってはてさてどうなるやら。ただ去年のマシンも遅かった、というよりはそれなりに速さ見せながらトラブルやらでずるずる後退してく感じだったので、新型はトラブルフリーなマシンになって欲しいような・・・来年こそはペターの心からの笑顔が見たいです。
