702NKII ファーストインプレッション (1)

702NKII

702NKIIに乗り換えて早一ヶ月、想像以上の面白さに身も心もすっかりNKIIの虜、スマートフォン萌え!NKIIたんハァハァ(*´Д`*)な今日この頃。まだまだ知らないこと試してないことだらけではあるのですが、ま、とりあえず一ヶ月使ってみてのあれとかこれとか。

さよならシャープ

去年の1月に802SH買った時は、「3G出たばっかだしまずは無難そうなシャープにしといて、丸2年使った所で (順調に行けば) ラインナップ増えてるハズのノキアとかモトローラとか海外端末に乗り換えよっかな」という俺ロードマップを描いてました。「ちょっと出遅れちゃったけど、海外でも使えるしノキアとかモトローラとかエリクソンとかのめっさカッコいい端末がどんどん増えて、海外っぽいオサレ感溢るるキャリアになるんだろうなぁ」とか「シャープやNECですら何かちょっと違うデザインだし、これからのボーダフォンはデザインで売るんだい」とか思ってました。
まさかモトローラバグで消えソニエリバグで消え、当の802SHまでもが二度もリコール沙汰になった挙げ句何度修理出しても同じような不具合が再発して、俺の使い方そんなに悪いですか?って157に電話して聞いたくらいの腐れ端末だったなんて誰が思いますか誰が。もう2ヶ月おきに修理出してるとメールの振り分けとかバカらしくてやらなくなります。あと着メロとか買わなくなったし。
で、機種変の値段とか考えると2年、最低でも1年半は我慢して使い続けたかったのですが、よく考えたら1年以上経つと修理代取られるんです端末の出来不出来に関わらず。となれば802SHに修理代出すよりは機種変しちゃった方がいいよなぁ。何にしよっかなぁとカタログ眺める・・・までもなかった2006年1月のボーダフォン3Gラインナップ。


903SH → シャープは買わない
804SH → シャープは買わない
703SHf → だからシャープは買わないっての
903T → 基本902T
803T → ケータイで音楽聴かない
703N → 基本802N
802SE → 頑張れ


えぇ、もう誰が買うかと、そりゃ純減もするわと。て言うかNKII無かったら多分キャリアごと乗り換えてた。強いて言えば903T (のGPS) は気にならなくもなかったんだけど、902TにGPS付けただけのお手軽新機種買って近い内に出るだろう904Tにショック受けるのも癪だし、902Tに比べてボディカラーがちょっとなぁ、というのもあった。あと緊急の機種変に2万円はちょっとキビシかったし。803Tは903Tと機種変価格変わらなかったのでパス。
その点NKIIは先月出たばっかだし、V7系だから1万円台で機種変できるし、携帯カメラなんか使わないし、ボディカラーは一種類しかないけど外装交換ってワザもあるし。今春にもN71の804NKが、なんてウワサはあるけどN71はデザインがちょっと・・・なのと (何でノキアの折り畳みってデザイン微妙なんだろ)、例によってリリース遅れる可能性満点なので。でも出たら欲しくなるんだろうなぁ。QVGAだし。
ま、とにかくNKIIにしちゃいました。ショップでは特に「使い方が難しいですよー」とかそんな説明もなく、あっさり機種変。

舶来物は使い辛い?

で、ノキアですよノキア。例えば液晶のバックライトが「じわっ」と消えるのとか、センサーで周囲の明るさ感知して液晶の輝度を調整するとか、かなり無駄っちゃ無駄だけど何とも愉快なギミックがまずはたまりません。
充電器も丸コネクタだしスタンドも付いてこないし、下のコネクタ部分にはカバーないし、いやまぁ別にあってもなくても困りゃしないんだけど、ただ日本の携帯に慣れた目からするとカバー失くしちゃったみたいに見えてちょっとなぁ、と思った。


中身も日本の携帯とはやっぱり違うのかなと思ったけど、UIやメーラーやブラウザなどはボーダフォン3G仕様。なので3G共通UIに慣れてれば (それが難関?) 結構あっさり使いこなせそう。もちろん哀しいかな3G共通UIに慣らされてしまった我が身はさほど違和感もなく、むしろ赤一色で目に痛い802SHと違いテーマという形でデザインを変えられるNKIIの方がいくらか優しかったりして。
F→0で自局番号は出やしないし、メーラーは相変わらず受信トレイとマイフォルダが別項目だし、とかは共通UIの問題なのでボーダフォンに文句言って下さい。
じゃあノキアとして違うのはどの辺か、ってぇとメニュー周り。例えば時間設定とアラーム設定は全て「メニュー」→「オフィス」→「時計」だし (アラーム設定が時計の設定項目に混ざってる)、音関係の設定は「メニュー」→「モード」だし、画面の設定は「メニュー」→「ツール」→「テーマ」だし、とかね。この辺全部「メニュー」→「設定」で何とかなる国産端末とは全然違う。とは言えノキアの場合、メインメニュー画面内のアイコン移動やフォルダ作成も出来ちゃうからある程度自分の使いやすいようにカスタマイズできるワケで、やっぱしノキア万歳!なのです。
ちょっと独特なのが着信音周りの設定。メール呼び出しの時間が設定できない (着信音のファイル一回再生) ので、マナーモードで呼び出し時間を設定したい場合はその時間分の着信音を設定しないといけない、とか、音量をゼロにできないのでマナーモードの場合は「着信音の再生方法」を「着信音なし」にするとか、ちょっと分かりにくいかなという印象。


更に独特なのが文字入力、一番慣れるのに時間かかったのがココかも。ただ変換モード問わずキー長押しで半角数字が入力できるのは結構便利。
予測変換はそれなり。今まで使ってきた国産携帯と比べて特に悪い点は見当たらず、傾向の差はあれど海外端末という事を全く意識させないレベルにはある。それもそのはず、702NK・NKIIのFEPATOKなんだとさ。
デフォルトの予測変換辞書の単語数がちょっと少なめかな、という程度。予測じゃないフツーの変換なら「槇原敬之」とか「中島悟」とか「UFJ」とか「ソフマップ」とか「アルディージャ」とか「ファミ通」とか「NIFTY」とか「Palm」とか「マイメロ」とかちゃんと入ってる。さすがにW41CAみたく「サクラ大戦」とか「國府田マリ子」とかは出てこないけど、と思ったら「ラブひな」と「林原めぐみ」はあった。「DoCoMo」やら「J-PHONE」やら (何故かJ-PHONEは予測変換に出るのにvodafoneは予測変換しない)、「i-mode」「EZweb」「J-SKY」ときて「Vodafone live!」がないのもお約束。あとは「Xbox」とか「セガサターン」とか「ワンダースワン」とか「ネオジオ」とか、ドリームキャストに至っては「ドリキャス」「Dreamcast」も。その他「ウインドウズ」の予測変換に「ウインドウズ95」とか、「WiLL」とか「キャンビー」とか「コンパック」とか「ドクターペッパー」とか「シーマン」とか「ドッチーモ」とか「セラ」とか「ビークロス」とか「ギャフン」とか妙に懐かしい単語が多いのも素敵。