WRC ラリー・オーストラリア Leg 1

今年のWRCもいよいよ最終戦。今年限りで撤退するPSA、あと引退を表明したシュワルツにとっても最後のWRCです。
しかし初日はそのPSAを不運が襲います。SS3でカールソンがコースアウト、マシンから出火してリタイア。SS7では3位のマーカスにサスペンショントラブルが発生しLeg 1から撤退、更には総合トップに立ったセブまでもがSS9でクラッシュ。他にも二度のトップタイムをマークし総合首位だったクリスがSS6でステアリングトラブル、など波乱の中、この日はいつも真っ先に脱落する方のペターがノートラブルで走りきって総合首位。マーカスとのドライバーズランク2位争いに王手をかける。続く2位にデュバル、3位はマクレー、4位ロバンペラ、5位ストールとなかなか面白い結果に。
あとフォードは今回新型フォーカスを一足先に投入・・・したら2ラリー1エンジンの規定に引っ掛かって30秒ペナルティ受けたらしいです。
で、今回のメインはPWRC。何といっても新井たんの優勝がかかってますよ。現時点で優勝の可能性があるのは新井 (40p)、リガト (33p)、アルアティヤー (31p) の3人。しかしリガトがSS3でコースアウト、Leg 1から撤退となり一気に新井有利に。アルアティヤーも慣れないコースに苦戦し総合6位。新井はこの日トップのヒギンズに7.7秒差の2位で初日を終えました。あ、ぬったんは5位なー。